予告された家探しの記録

「家を建てなさい」という啓示を受けた気がした

家がほしい理由を整理する

 漠然と心にうかぶ「家がほしい」という気持ちを整理し、なぜ私は家がほしいのかを明確にしていきたいと思います。

 なんか日記をホワイトボードみたいに使っているなあ。仕事柄ホワイトボードをよく使う(塾講師ほどではない)のですが、うまく心の整理に使えたときの爽快感がたまらないんです。

 本題に戻ります。ほしい気持ちの整理、といっても、どんな家が建つのかわからない現状では、やりたい事ばかり書いても画餅画餅。ひとまずやりやすい、賃貸の嫌なところ列挙から取り掛かりたいと思います。

 

賃貸の(あるいは今の家の)嫌なところ

①車(駐車場)から玄関までの距離と玄関から外までの距離

②下の階の人との人間関係的なストレス

③賃貸のメリットが薄れてきた

 

①車(駐車場)から玄関までの距離と玄関から外までの距離

 遠いです、車。今の住まいは団地の一室を分譲賃貸という形で借りており、周囲には公園が豊富(というか隣が公園)で大変居住環境良く会社にも徒歩で行けると最高の立地なのですが、ロケーション重視で選んだため、4階になってしまいました。もちろん階段はなし。

 引っ越してきてから車を買い、敷地内の駐車場を借りていますが、車までは

・垂直方向の4階への移動

・水平方向の100m程度の移動

を伴います。特に水平移動が思いの外ストレスに感じることが多く、例えば雨の日の買い物が億劫になるとか、重い荷物(ビールとか)の購入を躊躇う、とか、キャンプに行く時に4往復するのは流石に奴隷みたい、と感じました。

 いいことは強制的な運動になることと、子供が途中の植え込みでダンゴムシやカタツムリを見つけて楽しそうにしていて微笑ましい、という点でしょうか。ただこれも、朝保育園に行く時にやられると余裕のない時はかなりキツイのですが。

 

②下の階の人との人間関係的なストレスもしくは私の気にしすぎについて

 今の家は鉄筋コンクリートづくりなのですが、そこは昭和。床がカッチカチの箇所と、一部謎のフニャっとしたところがあり、フニャッとしたところから下の階に音が抜けていきます。大人が生活する分には気をつけりゃいい話ですが、子供は平気で飛び跳ねるので、それが気になる。しかも前述のフニャッとしたところで面白がって垂直ジャンプするのです。その度にやめろやめろと強制連行するのですが、機嫌の悪い時だとこれがなかなか大変なのです。階下の人も音が気になる素振り(具体的には、天井をゴンゴン叩く)を折に触れて見せており、たまに「まだキレてないかな」の確認のために、お土産を持ってご挨拶に行ったりしています。おそらく私も上でこんな暴れん坊がどんどんジャンプしていたら半ギレだと思いますので、かなり我慢してもらっているのだと思っていますが、やはり人に迷惑をかけることに多大なストレスを感じます。

 ちなみに妻は、人に迷惑をかける、何かをしてもらうという点については何も感じないらしく、ストレスの感じどころというのは個人差があるなあと改めて思っています。

 

③賃貸のメリットが薄れてきた

・子供が小学校に入ったら、そんなにコロコロ引っ越しできないよね

・賃貸でも長く同じ部屋に住むということ

・それって賃貸である必要あるの?

というもの。

 

 賃貸はなにかあった際の住み替えができるのが、持ち家と比べた時の圧倒的メリットだと思っています。ちなみに「なにか」というのは、概ね以下のようなことでしょうか。

 例1)その時々の収入や好みに応じて家を変えられる

 例2)双子が生まれて一気に5人家族になった(という時に初めて広いところに住めばいい)

 要するに収入や家族の人数の変化、と言えると思います。(他に「離婚したら」というのもありますが、それは大前提の家族で済むことが崩壊しているので考慮に入れないことにします。今のところそのようなことにはならないつもりです。)

 その代わりとして、勝手に現状変更できないとか、隔年で謎の更新料というみかじめ料を取られたりとか、共用部分の電気が切れたのを自分で勝手に直せないとか、種々の制約が発生します。

 冒頭述べたようにどのみち子供の転校は極力避けてあげたいため、引越しを伴う住み替えは軽々とできません。それではこのメリットの享受できない一方的な制約はなんだ?というのが、「賃貸のメリットが薄れてきた」というものです。

 

 さて、ここまで嫌なこと先行できてしまいました。「嫌だから」というのが先立ってした行動はろくなことにならないのが通例です。次の記事では、私が持ち家でやりたいことを整理していきたいと思います。