予告された家探しの記録

「家を建てなさい」という啓示を受けた気がした

家づくり進捗 住宅メーカー決まる

BESSという住宅メーカーがありますが、そこで建てることにしました。

 

どこにお願いするか、については、私たち夫婦の中で結構議論と紆余曲折があり、気持ちと経緯を書き留めておきたいと思います。

 

私は昔から、日本の住宅の様式が好きではありませんでした。特に平成になってから建った家が立ち並んでいる風景を、変だなあ、格好悪いなあと思っていました。自分の実家もそうでしたが、普通に建てると建つ、洋風なんだけど絶対海外には存在しない、まさに「日本の平成様式」みたいな家のことです。(伝わるだろうか)

 

建売の住宅はもちろん、住宅展示場に行ってもそんな家がずらっとならんでいて、この中から選んで建てるのか、、と、そもそも一戸建て自体に乗り気ではありませんでした。しかしマンションは前述の理由(車が遠いとか)により許容できず、我々がたどり着いたのは2つの候補でした。

 

一つ目がBESSで、もう一つは八王子の工務店でした。

両者には、無垢の木材や塗り壁等を積極的に使っているという共通点がありました。実はこれが我々夫婦の共通点で、私がBESSを、妻が工務店を推したのでした。実はこの工務店、話を進めて行く中でかなり信頼がおける感じを受けており、その点お花畑気味のBESSと比較してのアドバンテージがありました。また、同じような価格ながら、材料やしつらえは工務店の方が質が良さそうであり(床材だと、BESSはただのパイン材、その工務店は国産のヒノキが使える、とか、断熱や機密性に関する数値とか)かなり最後まで迷わされました。

 

それでも結局最後には、冒頭で述べた外観の違和感がぬぐいきれませんでした(工務店は、内装はいい感じでしたが外観は普通だった)。やはり長年違和感を持っていた様式の家に、35年払いの住宅ローンを組むことはできませんでした。心情の問題ではありますが、建てた家を自分達が気にいるか、というのを優先したのでした。